2010年03月15日 19:07
ポイントカード「Ponta」
「当店のポイントカードはお持ちですか?」。
お店で会計をしようとすると、今は必ずそう聞かれます。全国的なチェーンだけでなく個人経営の店まで、みんなそう。買物、飲食、サービス…どんな店もそう。で、貧乏性な人間としては、持ってないとそのたびに作ることになり、そのカードだけでバブル時代の地上げ屋のような分厚い財布になってしまいます。福沢諭吉さんは全然来なくってもね。
だいたい全然共通性がないから、やみくもに増えていくばかりで困る。もともと自分のお店の顧客を囲い込むために作られたものだから、他の店やライバル店では使えないのはお店側の論理でいえば当然なんですけれど。・・・なんて思っていたら、全国的な共通ポイントカードとして「Ponta」(ポンタ)というのができました。三菱商事が中心になって、いろんなお店に声をかけてできたようです。
Pontaというのは、“ポイントターミナル”の略だそう。こういう擬人化したネーミングは、愛着をもたせるにはいいですね。親近感がわくし、子供も馴染みやすいでしょう。そういえば、そんな愛称のミュージシャンもいたような。そんな名前で呼ばれていた友人もいたような。ちなみにイメージキャラクターは名前から発想して、タヌキとなっています。(ところでSuicaはなんでペンギンなんだ?と突然の疑問。)
Pontaは基本的には、TSUTAYA発信のTポイントカードの対抗馬としてできたようです。ネーミングもまったく対照的です。Tポイントはもともと、TSUTAYA専用カードとして発行したのかもしれないと思ってしまいますね。ただこれだけいろんなところで使われるようになった以上、今のネーミングには、ちょっと違和感をもちます。
レンタルDVD屋さんでは、TSUTAYAがもちろんTポイントで、ゲオはPonta。コンビニではファミマがTポイントで、ローソンは三菱商事傘下だから当然Ponta。ガソリンスタンドでは新日石(ENEOS)がTポイントで、シェルがPonta。飲食店だとガストなんかのすかいらーくグループやロッテリアがTポイント、ケンタッキーはPonta。そんな感じでことごとく対抗しているようです。この競争に日本全国津々浦々のすべてのお店が巻き込まれていくと、2種類のカードさえもてば、あとは何にもいらなくなるわけで、そんなふうになることを個人的には願っています。…と書きつつも、実は昨日も、近くのパン屋さんでまたポイントカードを作ってしまっていました。
ポイントーミナルPonta http://www.ponta.jp/
