2009年11月13日 15:11
給湯機「エコキュート」
最近、我が家もオール電化にしてしまった。お風呂の給湯の耐久がかなりヤバくなってきたんで、まず給湯を電化にしようと決め、それならいっそとばかり調理機器もIHに変えてしまいました。といっても今回の話は、メインである電化給湯機の総称「エコキュート」について。
誰でもわかる通り、「キュート」は“給湯”と英語の“cute”をかけたネーミングですね。でも正直、英語のcuteというのは、意味的にマッチするの? と疑問がわく。だってcuteって、“かわいい”ていうイメージでしょ? ちょっと無理がありませんか。まぁ、「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」という正式名称に比べれば、チャーミングなネーミングになったとは思いますが。家庭の財布を握っている主婦にはウケそうかな。
この「エコキュート」というのは、なぜか東京電力ではなく、関西電力の登録商標になっている。そういえば電気屋さんの人が、「もともとは関西のほうが早かったんですよ」と言っていた。たしかに電気メーカーはもともと関西発が多い。松下(今はパナソニック)もシャープも三洋もダイキンもそうですね。そのあたりのことと関係あるんでしょうか。
オール電化にはいろいろと利点があるけれど、電気料金的にもお得になる「電化上手」という料金プランに変更できます。こちらから見ると商売上手と呼びたくなるプランだけれど、たしかに使い方によってはかなり得になる。おまけに当然のことながら、ガス代は1円もかからなくなる。ガス屋さん、さようなら、もう二度と会わないかもしれませんね・・・と東京ガスの人の、我が家のガス管を閉めてゆく姿を見送りました。今後、ガス会社はどうなるんでしょうか。いくら“ガス・パッ・チョ!(ガスでパッと明るくチョっといい未来)”なんてテレビで叫んでも、ガス会社の未来はパッと明るくなるとは思えません。少なくとも息子が就職で東京電力か東京ガスかで迷ったら、殴ってでも前者にさせると思います。
もちろんガス会社では、この状況を黙って見ているわけはなく、エコキュートに対抗して「エコウィル」という、ガスで発電をするシステムを売り出しています。こっちのネーミングの意図することは、正直よくわかりません。未来に向けてのものだからwill=ウィル? 他に何か意味はあるんでしょうか。ネーミングだけ比べても、大抵の人はエコキュートのほうをエコひいきしたくなるでしょう。
10年前と今を比べて、世の中にもっと露出されてきている言葉のひとつは、「エコ」ですね。まるで田舎の朝のニワトリの鳴き声なみに、毎日いろんなメディアから「エコエコ」と聞こえてきて、ときどき煩わしく感じたりもします。環境に関連した商品のネーミングも、大半が「エコ」という言葉を使っていますね。外から見ていると、失礼ながらあまりにも芸がないと思いますがいかがでしょう。
関西電力 オール電化情報サイト http://www.denka-life.com/
