2009年08月28日 16:50
栄養ドリンク「アリナミンV」など
昔読んだ椎名誠さんのエッセイで、たしか“どうして栄養ドリンクの名前は、最後にアルファベットが付くのか”みたいなことが書いてあった。今、ざっと思いつくままあげても、「アリナミンV」「リポビタンD」「オロナミンC」「チョコラBB」「アルギンZ」(最近はあまり聞かないけどまだあるのか?)などが浮かんでくる。「デカビタC」なんてのもあるなぁ。普通の飲料と、医薬品または医薬部外品扱い(薬事法の規制を受ける)が一緒になっているけれど。
アリナミンシリーズは、アリナミンVのほかに「アリナミン7」「アリナミンR」「アリナミンV&V」に加えて錠剤の「アリナミンA」などもあり、こりゃまるでウルトラマンシリーズと同じだなと思ってしまう。ネーミングを決めるほうからすると、便利といえば便利ですね。シリーズとしての認知度を生かして、最後の文字だけちょっと変えればいいんだから。
このアルファベットは、何の意味があるか。栄養ドリンク(または栄養剤)だから、その栄養にちなんだイニシャルと、一般的には思うのではないでしょうか。たしかにオロナミンCは、ビタミンCが大量に入っていることから名づけられたらしい。じゃあ、リポビタンDはビタミンDにちなんだのか、というとまったくそうでしなくて、何の意味もないという。アリナミンになると、ビタミンBが主力成分の商品なのにアリナミンAなんていっている。アリナミンシリーズの、エース的存在だからだそうだ。VはVictory、RはResetやRefreshの意味だと説明している。つまりプロダクトそのものとは、何の関係もないと言っていいですね。
思うに、何十年か前、いちばん最初にヒットした栄養ドリンク商品(たぶんリポビタンDかオロナミンC)のネーミンクの最後がアルファベットだったので、それを他社もマネしたんでしょう。まぁ、日本の場合、そういう例は多い。横並び意識が強いというか、類似性でマーケットから分け前をもらおうとしているというか、二番煎じ根性丸出しというか。
それにしてもリポビタンDの「ファイト、一発!」の、あのワンパターンCMは一体、何十年続けているんでしょうか。ここまでの大いなるマンネリズムは、スゴイと思います。これだけ長年、変わらないのは、水戸黄門とかまやつひろしの髪型くらいじゃないでしょうか。
武田薬品工業アリナミン ホームページ http://alinamin.jp/index.html
