2009年02月20日 16:35
民間人工衛星「まいど1号」
好きだなぁ、これ・・・。宇宙科学という最先端ワールドに大阪庶民コトバという、まったく似つかわしくない、とっても素敵なネーミング。民間で初めての試みなのに「まいど!」。宇宙へのご挨拶が「まいど!」。お世話になっている世の中に「まいど!」。不景気だって「まいど!」。元気がわいてきます。以前、たしか出光のカードで「まいどカード」というのがあったけど、こっちは何てったって人工衛星。コトバ自体とネーミング対象物の乖離率が違います。
その「まいど1号」の打ち上げ成功は、先日、大々的にニュースになった。思えば長い道のりだったと感じる。もともとこの人工衛星づくりは、2002年、東大阪市の町工場の経営者たちが組合を立ち上げ始めた、町おこし事業だった。当時、AC(公共広告機構)のCMにもなり、結構な話題にはなっていた。でもその後は特に報道を聞くこともなかった。それが突然の成功のニュース。畳の下に隠していた1万円札のように、すっかり忘れていたものが出てきたようで嬉しくなります。世間の注目が途絶えてしまっていた間も、関係者の人たちはコツコツ、コツコツと頑張っていたんだろうなぁ。いろんな苦労もあったんだろなぁ。やっぱり続けることが大事なんだなぁ。と、自戒を込めて思います。
2002年といえば不況の真っ只中。その後、戦後最長の好景気(と言われても、全然実感がなかったけれど)が来てヒルズ族がもてはやさりたりしたけれど、打ち上げに成功した今は以前にも増して不況のどん底に来ている。人工衛星にたとえれば見事に元に戻ってきたというか、墜落しちゃったわけですね、経済はね。まいど1号よ、いってらっしゃい。不況よ、おかえりなさい。…そんな感じです。
ところでこの「まいど!」って、英語に訳すとしたらどうなるんだろうと思った。文章の中の「毎度」ではありません。あくまで生活の中の挨拶、掛け声の「まいど!」です。で、いろいろと頭で考えてはみたものの、そのニュアンスをうまく伝えるコトバは浮かんできませんね。それだけ、日本独特の生理感のあるコトバなんですね。
東大阪宇宙開発協同組合 http://www.sohla.com/
