ネーミング次郎のネーミングコラム

カクテル「スクリュー・ドライバー」

前回に続いて、お酒のネーミングなど。
ウォッカをオレンジジースで割って飲む、この定番的カクテルを「スクリュー・ドライバー」という。「スクリュー・ドライバー」というのは、ほら、どこの家庭にでもある「ネジ回し」のこと。なんでこんな名前になったかというと、建築現場の作業員が、「ネジ回し」でかき混ぜて飲んだのが由来らしい。+のドライバーだったのか、-のドライバーだったかまではわからないけど。
何かの映画で(10分間考えたけど、タイトルが思い出せない…)若い男たちがバーに入り、一人が「screw driver! 」と注文する。すると別の男が「and hammer! 」“あとカナヅチもね”と冗談を言うシーンがあった。
「スクリュー・ドライバー」といえば、昔は、女性を酔わせるために使うお酒のイメージが強かった。ウォッカは無色無臭でジュースに混ぜると、女性でもガンガン飲めてしまう。しかもアルコール度は高いので、酔いやすいというわけ。
考えて見れば、ウォッカは悪用されることが多いお酒だったんだなと思う。「ブラディ・マリー」(ウォッカのトマトジュース割り、訳すと「血だらけのマリー」)は、アメリカの禁酒法時代、無色無臭なので他人から見ればただのトマトジュースを飲んでいるしか思えないことから人気となったらしい。その後、もともとロシアのお酒だったウォッカが、政敵アメリカで爆発的に消費量が増えるきっかけになったのは皮肉な話だ。

スクリュー・ドライバー http://www.suntory.co.jp/cgi-bin/wnb/cktl.pl?ID=screw_driver

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