企業「鉄人化計画」など
以前、「夢の街創造委員会」という企業のネーミングを取り上げたことがある。東証マザースに上場している企業だが、こういった新興市場を見ていると、面白いネーミングが多い。
まずは「鉄化人計画」。一体何を“鉄人化”する会社なのか調べてみると、街でよく見る「カラオケの鉄人」という店舗チェーンを経営する会社だった。
「いい生活」という名の会社もある。おもに不動産会社の物件情報のデータベース化を事業としているらしいが、なぜ「いい生活」と名づけたのかはわからない。似たようなネーミングのしかたという点では「やすらぎ」という会社もある。こちらは中古住宅の販売をしている会社らしい。名証セントレックスという、新興市場の中でもさらに注目度の低い市場に上場している。
「まんだらけ」という会社。漫画を主体とした古本屋で、“漫画だらけ”ということから付けられた名前と想像できる。そういえばお店の看板を、どこかの街で見たことがある。平仮名5文字で「まんだらけ」という名前を見たときは、かなり強烈な印象をもった。
それぞれいいか悪いかはさておき、さすがに新興企業だけあって、かなり自由にネーミングされている。まだまだ認知されていない企業が多いので、ネーミングで印象に残そうという意図も感じられる。そのぶん、企業としての正統感や優等生的なニュアンスはないが、個人的には変にカッコつけた横文字のネーミングなんかよりも、ずっと好感をもてる。
今でこそ、誰でも知っている企業になった「楽天」なども、最初聞いたときは、「そんな名前ってアリ?」と感じた人も少なくないと思う。結局は、企業が成長していけば、どんな名前でも風格がつき、キワモノ扱いされなくなっていく。
ライブドア事件以後、新興市場の低迷が続き、最近は市場から撤退する企業も多いが、頑張ってほしいと思う。高級宿泊サイト運営の「一休」のように、堂々と東証一部に“格上げ”されていく企業もあるのだから。
鉄人化計画http://www.tetsujin.ne.jp/
いい生活http://www.e-seikatsu.info/
やすらぎhttp://www.yasuragi-reform.com/
まんだらけhttp://www.mandarake.co.jp/
一休http://www.ikyu.com/